α−216「シリカ・錆び・カルシウム」除去実験結果
 

 


シリンダーカバー
シリカ・スケール除去
ZU22シリンダーカバー(銅合金)
シリカ・録青・スケール除去



2時間30分後

(1)部品の緑青面を下にしてα-216につける。 2時間30分 漬け置き。 シリカはきれいに取れた。

(2)さらに1週間漬けたままにしたが、銅合金、Oリング、塗装面には悪影響無し。

チラーユニット
チラーユニット 注水バルブのシリカ・スケール除去



24時間後


金型冷却用スリーブ
金型冷却用スリーブのシリカスケール除去。
冷却水接続口径はPT−1/2 350トン金型 型重量1.4トン


金型スリーブに、スケールが付着して、
水の通りが悪くなっている。
(赤印部)構造上、分解は不可.....

2日間後


使用後の水の通りです。
新品と、同程度の水量になっています。


スリーブ内にα―216をいれる。


2日間液を交換しながら使用し、
取り出したα―216です。
チーズ配管
チーズ配管15Aのシリカ除去 



金型
金型洗浄



10分後


波付金型
α−216で3時間どぶ漬け後、バリをペンシル砥石で除去



3時間後

 


真空雰囲気炉 ジャケット
真空雰囲気炉 ジャケット の錆び・スケール除去。
ジャケット容積;約20L
α−216をチューブポンプにて一週間循環後、冷却水温度8℃程に低下



1週間後

◆α−216を1週間、循環後(黒色)  


軟水器設置

軟水器が工場に設置されているシリカ除去
シャーレの中へα−216を入れ、その中へシリカ等をいれ15時間どぶ漬けし、
翌日撹拌開始(常温20℃)。



【1】撹拌前....................


      【2】撹拌1時間
    (気泡がシャーレのまわり)
 

【3】撹拌4時間..................
(気泡が左上少し、ほとんど除去出来ている)
 
      【4】撹拌6時間
      (シリカ完全に除去)


◆撹拌開始から30分程経過あたりからα−216が徐々に白濁してきた。
  6時間経過後には溶解した。
 


成形機
成形機 350トン 型 2TON 冷却水入出口 6分(PT 3/4)
さび・シリカ・スケールの除去




冷却水金型
冷却水金型の錆び除去。
冷却水接続口径はPT−1/2 350トン金型 型重量1.4トン



40分後

機械の様子..................
 


◆α−216の循環40分後の様子。茶色の錆びが流れ出しています。
 


クーリングタワーのフランジ
クーリングタワーのフランジのシリカ・スケール除去。




◆クーリングタワーのフランジを取り外しα-216で洗浄。白いシリカ部分が綺麗に洗浄されています。
 


錆び除去
機械部品に付着した錆びの除去




◆α-216で洗浄後は赤い錆びが取れ、機械部品の表面が見えるようになりました。
 


クライオポンプのコンプ
レッサーのゴムホース
クライオポンプのコンプレッサーのゴムホースのシリカ(白色)の除去。



4日後

機械の様子..................
 
 洗浄後の水の流れる様子


◆洗浄前のゴムホースは半年程使用α−216で4日間のどぶ漬けで徐去。
 


50HPチラ−の熱交換器
50HPチラ−の熱交換器のシリカ(白色)の除去。



24時間後


◆α−216で24時間充填した所、シリカは剥離し粉末状になり、機能回復しました。
 


噴霧水ポンプインペラ
噴霧水ポンプインペラのシリカスケール(白色)の除去。
インペラの固着物量は0.5mm程度。24時間のどぶ漬けで除去。



24時間後

(水洗後:付着物は溶出し、良好な状態)

(α−216に投入)


24時間後

どぶ漬けの
様子


 ◆インペラをα−216に24時間浸漬後取出し、水道水にて洗浄した結果、
   インペラの付着物は除去できた。


   ・インペラの浸漬後、気泡の発生が認められた。
   ・α−216は反応の進行に伴い淡黄色に着色した。
 


オイルクーラー管
OSP-75Kwオイルクーラー管 φ200x1240リットルα−216に
3時間浸漬。中についていたシリカが溶け出して貫通しました。
チューブ管内は水一貫道、チューブ外は油です。



3時間後

インタークーラー管
SDS-280Kwインタークーラー管 φ430x1200リットルを
α−216に48時間浸漬。
  どぶ漬けした部分のみシリカ、サビが取れ、本来の管の色が
見えるようになりました。チューブ管内は空気、チューブ外は水です。



48時間後
 ◆どぶ漬けの様子。
  このまま48時間放置しました。



空調機フィルター
シリカのついた空調機フィルターにα−216を散布し
1時間30分後水洗い洗浄。
乾燥後ブラシで擦り残りのシリカも簡単に落ちました。

 ◆空調機にフィルターを取付け、1ヵ月後フィルターに
  加湿器のシリカが白く付着している。
 ◆フィルターの大きさにビニールを貼り、α−216を
  散布しました。
 ◆散布後1時間30分経過、水洗い洗浄。
  一見してシリカか落ちているように見える。 
 
 ◆乾燥するとα−216が少量の為か、右上に
   シリカが集まる。
 ◆ブラシで擦ると、簡単に落すことが出来た。

雑排水ラインの弁
雑排水ラインの弁の固着物をαー216に浸漬させた洗浄効果

 ◆薬液投入前

 白色の固形物が全体に1mmほど付着している。
 付着物は固く、弁は45°開で固着している。
 ◆薬液浸漬6時間
 
 浸漬直後から気泡が発生し、6時間後も量は減ったが発生している、
 また薬液の色が薄い緑色に変化していた。
 ◆6時間後取出し状況
 
 6時間後取り出して状況を確認したところ60%は落ちた様ではあるが、
 弁はまだ固着したままで付着部分が厚いところは1mm程残っている。
 残りの付着物は固い。
 
 ◆24時間後の取り出し状況
 
 90%は落ちているが、弁は固着したままであった弁を手動で軽く
 動かすとスムーズに動くようになった。 残りの付着物は軟い。

温水循環ライン内の弁
温水循環ライン内の弁はシリカ(黒色)サビがついていますが(左図)
α-216を24時間どぶ漬け(右図)後は
かなりシリカ・サビも取れ、表示文字が浮き出ています。


24時間後

24時間後
 ◆どぶ漬けの様子。
  このまま24時間放置しました。

樹脂金型の
冷却水穴
某化学メーカーがα−216を循環清掃されたイラストをご覧下さい。
  今回のテストで使用した循環システムのイメージは下記の通りです。
 ◆遊休設備(自作)を改造したものです。
 ◆タンクの排水側にポンプを設置し、金型の冷却回路に送水する
   形式です。
 ◆返送水はそのままタンクに戻しました。(フィルター不使用)
 ◆金型は、成型器から取り外し、循環テスト機の脇に仮置きしました。
 ◆水圧がmax1.5Kg程度のポンプ(揚程14.5m、水量13リットル)
   でしたので、金型内での流速はそう大きくなかったものと考えられます。
 ◆金型との接続は内径10のホースで接続しました。
  (テスト時は2回路接続)
 ◆今回のテストでは流速1.3m/s(6.5リットル/分、水圧1.0Kg)

大ねじ
錆びた大ネジをα-216で24時間どぶ漬けしました。
液は茶色く濁り、錆びが溶け出しているのがよく分かります。


24時間後

24時間後

縦型熱交換器
縦型熱交換機を分解し、ドブ漬けしました。

 ◆縦型熱交換機
 ◆シリカ・錆が空間にびっしり付着している。
 
 このように空間についたシリカやサビは今までは
 除去困難と考えられてきた。
 しかし、このような状態では熱交換の効率が悪く、
 性能の低下故障につながってしまう。
 
 ◆縦型熱交換機を分解し、ドブ漬けした。
 
 分解したものをα-216にただ漬けて待つだけの簡単な方法で
 シリカ・サビが除去できます。
 水面が茶色になりシリカ・サビが溶解し粉々に剥離している。
 

冷却水配管
(熱交換器)
冷却水配管をα-216の薬液循環配管にやり替え施工を行い、
α-216を注入、洗浄開始しました。

 ◆冷却水配管(熱交換器)の循環パイプ取り付け準備

 冷却水配管をα-216の薬液循環配管にやり替え施工を行い、
 α-216を注入、洗浄開始しました。
 その後熱交換器内に満水の状態で放置し、水道水にて
 熱交換器内循環洗浄を行います。
 既設の冷却水配管にやり替えて作業終了。
 
 ◆α-216の循環洗浄中
 
 このようにホースから冷却水配管内の鉄錆、シリカなどの付着物が
 洗浄されバケツに流れ出ていきます。
 
 
 ◆鉄錆、シリカなどの付着物の一部
 
 排水口に一時ガーゼを装着し、どれほどの錆び、シリカが洗浄されるか
 出してみました。 中央の黒い物が循環洗浄され流れ出た汚れ、鉄錆、
 シリカなどの付着物です。
 
 −中華人民共和国の大連にある某工場にて−

高周波加熱装置の
ワークコイル(銅管)
高周波加熱装置の説明とワークコイルについて

 ◆高周波加熱装置は高い周波数を利用してワーク材料(主に、鉄・ステンレス・真鍮)を
  誘導加熱させる装置です。
  加熱部分(ワークコイル)は銅管を使用し高温になるためにクーリングタワーとポンプを
  使い水を循環させて冷却を行っています。
  シリカがたまるのはその銅管部分です。シリカの詰まった銅管は冷却能力が低下し
  最終的に銅管が溶けていまいます。

 ◆高周波加熱装置のワークコイル

  シリカが詰まり焼けた銅管
 

 ◆シリカが詰まった状態

  銅管の穴を塞いでいる
  使用期間:2ヶ月程度
 

 ◆銅管が詰まり溶けただれた後

銅角パイプ
銅角パイプのシリカ除去
管内をα−216で満水にするのが困難な為、
180度回転で除去できた。

外寸   17.5x17.5mm
内寸   12x12mm
管総長  約80m

ゴム製品
ゴム製品について

 
 注意事項 必ず小片でテストしてからご使用下さい。

 



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